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日文676(25)


 无意识に漏れる恍惚の喘ぎ。瞳はとろんとふやけ、いつしか抵抗もやめてしまっていた。腕はだらんと垂れ下がり、身体はただ少女が支えるに任せるのみ。
 少女はそんな勇者に自らの吐息の魅力を刻み付けるように、何度もふぅと吹き挂ける。
 その吐息に、勇者は声にならない喘ぎを漏らしながら身体を浅い絶顶で何度も震わせることしか出来ない。
 吐息だけというもどかしさと、少女の香りに溺れるという快感。
 もっと、もっとと勇者は媚びるような视线で少女の吐息を求め、少女は気まぐれに吐息を吹き挂け焦らし、翻弄する。
 
「ふぅぅ…?ふぅぅぅぅ……?
 ……あはぁ…?わかった?勇者さま…?私の吐息は、気持ちよくて…?今の勇者さまがとっても大好きでたまらないものになっちゃった…?
 时间が経って…おちんちんが无くなったとしても…?勇者さまは私がふぅってしてあげただけでメロメロになっちゃうんだよ…?わかりましたかぁ??」

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 こくりと、勇者は颔いた。心の奥の奥、勇者の根干をなす心の核に至るまで、少女の魅力は、吐息は染み渡っていた。
 もはや、一生忘れることなど出来ないほどに。
 
 少女は、勇者の首肯ににたりと悪戯気な笑みを浮かべると、再び勇者の华奢な颚に手を添える。
 
「いいこいいこ……?それなら、最后にとっておき…?私のキスと吐息が大好きな大好きな勇者さまにさいっこうのご褒美をあげないとね?」
 
 少女の蛊惑の色が宿る瞳と、勇者の润み上気した瞳が交错する。
 そして────
 
「ん……ちゅっ………?」
 
────ふぅぅぅぅぅぅぅっ?
 
 唇が重なり、勇者の中へ直接甘い吐息が吹き込まれた。
 
────どぷぅ…どぷっどぷとぷとぷっ……

 勇者のモノの、最后のタガが外れた。抉じ开けられた。 

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 一度も触れられることなく、少女の吐息に押し出されるように喷き出す精液。
 势いのない缓やかな絶顶の炎は、吐息によって消えることなく勇者の心を燃やし尽くしていく。
 ただ吹き挂けられただけで依存し、求めてしまう快楽。
 それが、一切の希釈もなく、一片の逃げ场もなく、肺の中を満たし血中に乗り全身を駆け巡っていく。
 むちゅりと重なった唇の间から、浓い桃色の空気が漏れでる。
 それは、勇者の体内を満たしてもなお注ぎ込まれる少女の、淫魔の本気の吐息。
 勇者の限界など知らぬとばかりに少女の頬は膨らみ、勇者は虚ろな瞳でビクビクと身体を震わせる。
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