爱理は身を屈め、顔を新の方へと突き出す。胸の谷间が深く刻まれ、その光景が新の视界を撃った。
「欲しいんでしょう……わたしのカ?ラ?ダ」
嗫くようなその言叶に、男の肉体は激しく反応し、精神は动揺する。先程から床にへたり込むように座り、女を见上げるような姿势だった新の全身が粟立つように震えた。そして、股间のものが更に头をもたげる。
「ずっと我慢していらしたのよねえ。わたしのことを思って何度も何度もしたんでしょう……」
爱理はまた嗫くように声を低め、
「オ?ナ?ニー……」
と男の耳元で言った。
「うう……」
新のペニスが腹に付くほど反り返る。
堪らず、新は身を更に屈めた。
そう、何度も何度も、した。想像の中で爱理のことを思い浮かべては、その手で自分の阴茎を扱いたのだった。自涜の快感が身体を駆ける度に、新は爱理への慕情と欲情を募らせていった。自慰を缲り返す程に、新は会えぬ女に自ら溺れていったのだった。
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その女が魅惑的な下着姿で目の前にいる。そして、自分の医疗法人を差し出せと言っている。しかも甘美な条件と引き换えに。
手を伸ばせば、届く。あんなにも渇望していた女が……。いや、この首を縦に振りさえすれば……。
「先生、そろそろ素直になって下さいよ」
からかうように女が嗤った。
「お、お愿いだ……」
额が床に付く程に、男は土下座をしていた。しかも、全裸である。引き缔まった身体は既に汗に濡れている。また、外からは见えないが、その股间の物は既に盛大にいきり勃ち、脉打っているのだ。
低头する男の前にはベッドがあり、そこには女が座っていた。
耻じらいも惜しげもなく、美しい形の豊満なバストを晒したトップレス。そして下半身は黒いレースのショーツとストッキング、そしてそれを腰で止めるガーターベルトに彩られている。
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流れるようにウェーブの挂かったブラウンヘアーは艶やかで、薄い部屋の光を受けて仄かに辉いて见える。
そして切れ长の目で、ふっくらとした唇を蔑むように歪ませながら足元の男を见下ろす。
「もう限界なの? 散々わたしの身体をオカズにしてオナニーしたじゃないですか。大病院の理事长先生ともあろう方が、ふふふ……无様ですね」
女の侮蔑の言叶にも、男の性感は反応し、ペニスはビクビクと震える。そう、男は最早女の言叶だけで感じてしまうのだった。
「それに、お愿いをするのなら、それ相応のものを差し出して顶かないといけませんよ」
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