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日文676(50)


 女の切れ长の目が妖しく光った。
「先生の病院、わたしに下さらないかしら」
「うう、それは……」
 男は顔を挙げる。それは泣き出しそうなくらい苦闷でくしゃくしゃだった。大の男の贯録は何処にもない。
「どうするんです? 悪い话ではないでしょう。大手企业の伞下になるだけのこと。理事长に相当する地位を约束して差し上げます。それとも、もっと素直な若い坊やに頼んだ方がいいかしら」
 そして爱理は嗤った。
 新の全身が热くなる。それは嫉妬が、それとも欲情か、あるいはそうした感情と本能の诉えが綯交ぜになった混沌としたものだ。それが下腹部の奥底から涌き上がり、新を駆り立てる。
「……分かった。君の条件を饮もう」
 新は顔を挙げ、女を见上げながら言った。
 満足げに爱理は微笑む。その笑みに、男の本能は刺激され、全身が震える。もう我慢出来そうにない。
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「ふふふ……、嬉しいわ先生、やっと素直になって下さって」
 女は手を伸ばす。男はその手を取って立ち上がった。怒张したペニスがひくひくと动く。
「もう身体の準备は万端みたいね。さあ、ベッドに上がって下さい」
 女に诱われて、男はベッドへと上がった。
 夜景が照らし出す中、男女二人の影は次第に一つに重なっていく……。

   ☆

「何処でも好きな所に、キスしていいですよ……」
 甘い吐息と共に、女は新の耳元でそう嗫く。
 新は细い女の肩を掴むと、荒い息を抑えながら、露わになった女のふくよかな胸、片方の上乳に口を近付けた。
「ふふ、先生もおっぱいが好きなのね。いいわ。ねえ、もっと、もっと吸ってぇ……」
 爱理の悩ましげな声に促されて、男は乳首を口に含んだ。
「はぁンっっ」 nwxs8.cc
 舌先でこりこりとした乳首を転がす。そして唾液が溜まるのも构わずに、まるで母乳に缒る赤ん坊のように新は爱理の乳房を吸い始めた。
「はぅンンっ、うぅンっ……。ふ、ふふふ、凄い吸引力、まるで大きな赤ちゃんみたいですね。そんなにわたしの胸が美味しいですか」
 ベッドの上に座ったまま、二人は対面して抱き合う格好である。新の头は爱理の胸の位置にあり、その顔を豊乳に押し付けてバストにむしゃぶりつくようにして乳房を吸っていた。女は包容力豊かに新を受け入れているが、しかしその瞳は妖しく光、口元は意味ありげに微笑んでいる。
 そして、爱理には见えないが、男の阴茎の先からは、先走りの液が滴りシーツに渗んでいるのだ。
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