密会して二度目に、新は爱理とベッドを共にしていた。场所は普段は病院でも个人でも使うことのない、しかし高级なホテルである。
魅力的な女との戯れに、新の心は高鸣っていたが、一つ思いがけないことがあった。
爱理は新にとって、魅力的过ぎたのだ。その肉体、そしてベッドでの性のテクニック、どれもが新には体験したことのない素晴らしく魅惑的で、危険なものだった。
新は忽ち爱理に溺れた。
爱理との密会が済んだ后、新はまるで思春期の少年のように、密かに自慰をする习惯を持った。勿论、妄想の相手は爱理である。直ぐにまた会いたいと爱理に连络を入れたが、仕事が多忙であると断られてしまう。また、自分も理事长という身であり、业务には常に忙杀されていた。仕事が立て込み、疲労が溜まると、何时もならお気に入りの爱人を连れ立って密かなデートを行っていたのだが、最近は独りでこっそりと自分の刚直した股间のものを握るのだった。
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(ああ……、爱理、爱理、爱理ぃいいいっっ)
女との热い情交の记忆を呼び覚まし、新は自分のペニスを扱く。そして记忆の中の女へと注ぎ込むかのような错覚と共に、谁もいな私室で、医师であり理事长である男は、虚空へと白浊をぶちまけるのだった。
爱理への思慕と欲望が限界まで募っていた时、不意に彼女から连络があった。新はスケジュールを死にもの狂いで调整し、爱理と会う时间を作り出した。逢瀬の场所も爱理が指定したホテルで、偶然なのか相手が気を利かせたのか、新とも高下会とも余り縁のない所だった。指示された部屋に向かうと、女は出迎えてくれた。爱理に迎え入れられて部屋に入った瞬间、新の欲望は爆発しそうになった。しかし、女は凉しい顔でそれを受け流し、まずは座って卓上に用意された酒类を振る舞った。
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新は涌き上げる欲望を抑え付けるように、グラスに注がれたウイスキーを一気に饮み干したのだった。
热く焼けつくような液体が咽喉を通り过ぎると同时に、身体の芯が火照り、奥底から热いものが竞り上がってくるのを新は感じた。
「ああ、爱理……、俺はもう……」
热い吐息と共に、新は言う。
「ふふ、沢山连络をくれましたものね。そんなにわたしに会いたかったのですか」
蛊惑的に微笑んで、爱理は言った。
「また、俺と一つに……」
「今回はお仕事のお话をさせて下さりませんか」
唐突に爱理は言った。
「え……」
「わたしの所属している会社のグループ企业で、医疗関係の産业があることはご存じですよね。贵男の法人とも取引がありますし」
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