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日文676(32)


 隼人が限界であることを感じて、爱理が可笑しそうに嗫く。
「お、俺には、今は君だけが……」
 切れ切れに言いながら、男は女のヒップ目挂けて腰を振る。乾いた肌と肌がぶつかる音、体液が入り混じる水音が湖畔に响いてゆく。
「まあ、可哀想な奥様。夫は他の女と不伦を愉しんでいるのに、自分だけ子供と帰りを待つだなんて」
 ぐりぐりと、爱理は腰を隼人の方へと捩じった。
「う……ぐぅ……」
 突然の反撃に、男は限界寸前の堰が切れそうになる。
「本当に悪い男の人。爱人との不伦のセックスがそんなに気持ちいいのかしら。奥様やお子様のことを忘れてしまうくらい」
 引き缔まったヒップを押し当て、膣内の阴茎を责め立てる。
 気持ちいいに决まっているだろう。爱理の肉体は极上で、そのテクも抜群だ。そこに不伦という背徳感がスパイスとなり、男は最早この快楽からは逃れられない。
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「そんな悪い子にはお仕置き。さあ、イきなさい。それ、それっ」
 爱理は腰を捻り、更にヒップを押し付けてくる。阴茎を捉える膣内が収缩し、腰の动きと同时に扱かれた。
「あ、そんな、ああううううっっ――」
 湖畔に、男の闷絶した声が轰いた。
「あら、イってしまったのかしら。ふふ……」
 背后の男の动きが俄に止まったので、爱理は肩越しに隼人の方を顾みた。
 しかしそうしなくても、男の热い精がどくどくと爱理の膣内に注がれている感覚ではっきりと分かる。凄い量だった。爱理と交わった男は皆、まるで童贞であるかのように何度情交してもその度に大量の射精を缲り返すのだ。
 隼人は身体を痉挛させ、女の秘部から漏れ出て来る程の精を放出していた。脳天は快美感で痺れ、圧倒的快楽で今にも意识が飞んでしまいそうだ。阴茎が脉打つ度に先端から白浊が吐き出され、その度に快感が身体中を駆け巡る。无限にも思える悦楽のサイクルを味わった隼人は、すっかり身も心も爱理の虏だ。実际妻子がいても、今の隼人の头にはなかった。 nwxs7.cc
「う、ぐ……」
 最后の一滴まで出し切ると、隼人の身体はふらりと后ろへ倾き、まだ硬さを保ったペニスが膣内から抜けた。栓が外れたかのように、どろりと白浊が女阴から零れ出る。隼人は倒れはしなかったものの、そのままベランダの床へとくずおれるように座り込んだ。
「はあ、はあ、はあ……」
 息が荒い。それ程までに心血を注いだ射精だったのだ。爱理との情交は何时もそうである。そしてそれがまるで麻薬のように病みつきになるのだ。
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