あっという间に限界へと追い诘められ、精液が込み上げてくる。
だが。
「ダメだよ?」
「あぐっ………!」
太ももにぐっ、と力を込めて、射精が阻止されてしまう。
「な、なんで………」
込み上げてくる切なさに、思わず情けない声が漏れてしまった。
佐仓井は俺の射精冲动が少し収まるのを待ってから太ももの动きを再开する。
そのまま上体を倒し、至近距离で俺を见つめる。
「凄く気持ちよさそうな顔?」
「気持ちいいっ……これ、気持ちいいよぉっ……??」
佐仓井の目に映る俺は、完全に悦楽に蕩けていた。
一度は収まった射精冲动が、瞬く间に込み上げてくる。
「イぐぅ、出るぅぅっ……」
「だぁめ」
だが、またしても出る寸前で寸止めを食らってしまう。
「あああっ、なんでぇぇ………」
「あはは。もう完全に脚フェチだね。へ?ん?た?い?」
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「あふうっ……」
「马鹿にされてるのに、気持ち悪い声で喘いじゃって。我慢汁もトロトロ。もっと激しく动かしてあげるね?」
「あぁあぁっ??」
「でも、イかせてあげなぁい?」
「ひぃぃぃぃっ―――??」
「ちょっと足动かすだけで、ぐぢゅぐぢゅって凄い音?」
「ぎもぢいいいっ………」
「でも、出すのはだぁめ?」
「あひぃぃぃっ??」
「情けない顔。そんなんで、本当に凤くんに胜てるの?」
「胜つ!胜つからぁぁ………」
「胜つから?」
「イかせてぇぇ………」
四度も寸止めされたせいで、もう头の中は射精の事で一杯だった。
「じゃあ………」
佐仓井が、俺の上に寝そべる。
胸板に柔らかな感触が押し付けられ、溃れる。
息を吸い込むと、とてもいい匂いがした。
肺と血管を通じて全身に运ばれ、全细胞を蕩けさせるような、そんな香りだ。
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「私のこと、カノジョにしてくれる?」
耳元で、甘く嗫かれ、他爱もなくとくん、と鼓动が高鸣る。
「そ、それは………」
「私、有泽くんの事が好き」
「えっ………」
突然の告白に、戸惑いを隠せない。
「だからお愿い。私を、抱いて」
「っ………」
「凤くんに犯された分も、上书きして欲しいの。今までの私の人生、最悪な事ばかり。それに、もうすぐ死ぬかもしれない。だから、有泽くんとの思い出が欲しいの。寂しいの。寒いの。不安なの。このまま死にたくないよ。怖い。でも、有泽くんと一绪なら。だから………」
佐仓井が顔を上げ、そしてゆっくりと近づけてくる。
「佐仓井………」
その唇を、避けようと思えば避ける事もできただろう。
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