「ううん、凄い量……。先生ったら、溜まっていらしたのね。本当、はしたないわ」
新が射精を缲り返す様をみながら、爱理の目は妖しく光った。
「あ、爱理ぃ、爱理ぃっ、ああああぁぁっっ」
いつ果てるとも知れない射精と全身を駆け巡る快美感に身を焦がしながら、それでも新は、眠りの闇へと堕ちていった……。
「あら、もう気絶しちゃって……。案外弱いんですね、先生」
爱理は新の眠ったベッドをおり、バスルームに入るとゆくりとシャワーを浴びた。バスタオルのまま寝室に来ても、男は深く死んだように眠ったままだ。そのまま髪を乾かしても、ドライヤーの音ですら目覚める気配はない。
しばらくして、爱理はスマホを取り出すと、挂け始めた。
「……もしもし、わたし。终わったわよ。ええ、大丈夫よ、高下会はうちのグループの伞下になるわ。……彼? ええ、まだ寝ているわよ。わたしのが凄く良かったみたいで、腑抜けた寝顔よ。折角の高下会理事长先生の威厳も台无しね」
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爱理は酷薄に微笑む。
「え? いえ、していないわ。最终的にわたしも彼とセックスするつもりだったけれど、彼先に気絶しちゃったから。それもわたしの手でイかされただけでね。これじゃ彼の男としての资质も知れたものよね。わたしもちょっと楽しみたかったから、そこは少し残念かも。……高下が起きたら、身支度させて连れていくわ。契约调印の準备はよろしくね」
爱理は长い脚を组み替える。
「それで、今度は何処と合併、买収を上は考えているのかしら。……そう、大手ね。でも、あそこの役员も殆どが男よ。またわたしの出番があるかもしれないわね。ふふ、秘书室に在籍していても、秘书らしい仕事なんて最近灭多にないわ。まあ、それはそれで楽しいけれど。うちに买収工作室とか作ったらいいのにね」
财阀グループ伞下?大凑贸易社长秘书?柏崎爱理。その裏の仕事はグループが狙った组织や企业を买収する际、裏工作でグループ侧に有利に契约を结ばせる非公式の交渉人である。勿论、交渉とは女の素晴らしい肉体と技术を使ったものだ。
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爱理はベッドに近付くと、まだこんこんと眠っている新を见下ろし、
「ありがとう先生。先生の役目はもう直ぐ终わり。先生とセックス出来なかったのは残念だわ。でも、手だけでイってしまう先生がわたしとセックスしたら、本当に死んでしまうかもね」
くすくすと嗤うと、身を屈めて、新の额に軽く口付けした。
「あら……ふふふ」
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