「な、何をする!?や、やめろ!」
本来なら腕力では私が圧倒的有利なのだが、ロックブーケの技の领域にいるせいだろうか?
あっさりと身体ごと头が引っぱられた。
(う、うお???!)
私の视界は、ロックブーケの胸でいっぱいになる。
「ふふふ、いい眺めでしょう?」
ロックブーケは嗫いた。
视界はドレス越しとはいえ、ロックブーケのくっきりと谷间を作った白い豊乳で満たされる。
「ここ、贵方の头が埋まっちゃったらどうなると思う?」
そう言うとロックブーケは私の頬から手を离し、胸の谷间をふるふると揺さぶった。
(ああ???あああ???)
私の顔には一切ロックブーケの胸は当たっていない。
またしても甘い甘い寸止めの始まりだった。
「柔らかい弾力で顔中すり溃されて???男の子なら幸せでたまらないと思うわ???」
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ぷるぷると交互に揺らされる胸から、目が离せない。
「鼻息荒くなっておっぱいに当たってるわよ?热い视线もずっと感じる???」
(ああっ!く、くそっ!くそっ!)
私は荒い息を指摘されても、ロックブーケの胸を间近で见ながら荒い呼吸をしてしまう。
ロックブーケは香水をしていないようだった。
だが、胸元で呼吸しているせいか女性の香りを连想させるようなまるで甘い匂いが鼻腔を犯してくるような错覚すら覚える。
「ほら、吸ってぇ???」
ロックブーケの声に合わせて大きく深呼吸をしてしまう。
甘い甘い毒のような香りが头を、鼻腔を、下半身までも侵入してくる感覚。
「吐いてぇ???」
今度は呼吸を吐く指示が出る。
ロックブーケの香りは毒だというなら、吐き出さなければならないのに、私はそれを惜しむかのように吐き出された。
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(???あああ)
幸せで脳が蕩ける感覚。
「ねぇ、吸ってぇ、吸ってぇ、もっと吸ってぇ!」
ロックブーケは热く嗫き吸う命令をする。
「品なんて気にしないで!吸ってぇ!远虑しないで吸ってぇ!」
(だ、ダメだ???ダメなのに???!)
私の中で何かがまた壊れた。
私は荒い鼻息で胸の谷间の香りを嗅ぎ続ける。
「ああ!そう!苦しくならない程度に吐いていいからぁ、いっぱい吸い込んでぇ!犬みたいに吸うのよ!」
私は荒い息を胸の谷间に吹き続けながら、香りを吸い込み続けた。
脳と下半身を直撃するような甘酸っぱい香りは、まるで危険な薬物のように思考を蕩かせて、理性を夺い続ける。
(あああ???し、幸せ???)
私は中毒症状者のようにロックブーケの谷间の香りに溺れ続ける。
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