女性恐怖症の暗示は、特别なことがないかぎり最近は最小限にしてもらっている。その状态ならば普通の女性と対面するぐらいなら平気なはずなのだ。だというのに、どうしてここまで智华に対して恐怖の反応が出てしまっているのか。
「今のお父さんなら、こういうことをされたら喜んじゃうのかな?」
智华はおそるおそるといった様子の动きで脚を少し上げると、倒れたままでいた総太郎の股间をゆっくりと踏みつけてきた。
ぐにゅっ……
「うあっ……!」
「うわ、変な感触。男の人のここって、ずいぶん柔らかいんだね」
そして、そのまま智华は竿を足の裏で踏みにじってきた。あまり力は込めてきておらず、痛みはなかったが、それだけにかえって股间を絶妙に刺激されてしまう。
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「くっ、うっ……よ、よせっ、亲にこんなことをするなんて――」
「お父さんが勃起しなければ、私もこんなことしなかったんだけどねー」
そう言われては、総太郎も返す言叶がなかった。それに、それ以上强く出ることも、今の総太郎の精神状态ではできなかったのだ。
「いつだったかなぁ、门下生の人たちの前でお母さんに负けたあと、お母さんに股间を踏みつけられて悲鸣を上げてたことあったでしょ。いじめられててかわいそうだなって思ってたけど、あれって気持ちよくなってたんだね」
「そ、それはっ」
冴华はそうやって门下生の女性たちの前で総太郎を辱めることがたまにあった。総太郎が耻辱を受ける姿を见下ろして楽しんでいたわけだが、确かに今の総太郎はそういうことをされても性的兴奋を覚えてしまうところがある。
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十年以上も、総太郎は冴华に性的快楽を屈辱感と同时に味わわされ続けてきたのだ。そういう快楽に染まるには充分な期间だった。
「女にこういうことされて気持ちよくなっちゃう人なんだね、お父さんって。じゃあ、私がやっても同じように気持ちよくなってくれるよね? 勃起しちゃってるぐらいだし」
ぐにっ、ぐりぐりっ……!
だんだんと智华の踏む圧力が强くなってくる。そうなると、総太郎のペニスには刺激が走り、どうしても射精感が高まってきてしまう。
「あうっ! や、やめてくれっ、そんな风にしたら……!」
「そんなふうにしたら、どうなっちゃうのかな? 私、兴味あるなぁ」
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